12月、年内最後の細密デッサンをしました。
二子玉川校、吉祥寺校のモチーフはかぼちゃです。
かぼちゃは皮のごつごつ感、断面のパサついた感じ、種周りの湿り気がある感じ、1つのものの中に様々な質感があります。その質感の違いを描き表せるようになったら良いな、と思い出題しました。
まずは量感を捉える為にカボチャという塊そのものの明暗を描いていきます。
ボリュームがある程度できたら、次は質感です。
本当は量感と質感をある程度同時に描けたらいいのでしょうけど、今の段階では量感=何、質感=何というのを意識できるように分けています。
しっとりしているところには比較的ティッシュで擦るのが効果的だったり、でも擦りすぎると立体感を失ったり、その加減はみんな経験して覚えてもらいます。
難しいー!というため息も漏れ聴こえましたが、いやいや、みんなとっても立派なデッサンができたと思います。
いいねぇ!いいねぇ!!と独り言を言いながらみんなの作品を写真に収めました。
2019年を振り返ると、描く力を身につける課題が多かった様に思います。
それを証明する様に、みんなこの1年で随分デッサン力が上がったのが印象的です。
2020年もモリモリ描こうね。
岩河