「生活」の課題です。今回は「なべしき」をつくる渋い課題です。紙バンドと木工用ボンドでつくりますが,しっかり作れば実用に耐えます。筆者は実際に数年前に作ったものを未だに使っています。子ども達はなべしきの見本を見てもあまりテンションは上がりませんが,「本当につかえるよ・・」と呼びかけて,少しでもやる気を引き出しました。
根気のいる作業で、はまる人にははまり,はまらない人にははまらない課題です。出来映えに年令差があまり出ませんでした。けっこうバンドが堅いので、思うような形にならないこともあります。バンドの量と、つながっている箇所が多いほど強くなります。みんなそれぞれにがんばりました。自分でルールをつくって,具象的でもよし抽象的でも良し,バンドの構成が美しい形になることを目指します。なべしきでも,壁飾りでも,ご自宅で楽しんでもらえればと思います。(ランド長 木村明彦)
上2点幼児の作品