だいぶ時間が経ってしまいましたが,2022年夏の図工ランド展の様子を紹介します。
今回は去年より生徒数,出展数が多くなりました。そのため,全ては紹介しきれないことをご了承ください。
今回の課題は
A)駅,B)家,C)学校,ホテル その他
でした。
A)駅
↑この作品は様々な素材を意欲的に使ったデザインがされています。模型だけでなく,配置図や立面図,平面図,制服や販売コーナーのスケッチなど細かいところまで表現をして,いわゆる「ブランディング」の領域まで踏み込んだ内容になっていると思います。
↑この作品は近未来の駅をイメージしたもので,立体的な構造になっています。本当の設計事務所が設計した橋上の駅のようです。
↑この作品は3つの棟に分かれていて,利用者の動線にそって空間が狭まったり広まったり,ドラマを感じさせる構成です。
↑この作品は田舎にある赤い屋根ののんびりした雰囲気の終着駅,というイメージです。模型で細かい備品まで楽しみながら作り込んでくれました。
B)家
↑タイトルのとおり,アリの巣のような有機的な空間のつながりが特徴の家です。家の中央に中二階の子どもスペースがあったり,女の子らしく細かい生活イメージを考えてつくられています。プレゼンボードもgood!
↑地面にささった家,というダイナミックな造型が特徴の家。外観もさることながら,写真ではわかりにくいですが,内部空間もよく考えられています。
↑幾何学形態と木になっているような部屋が合体した家。
C)学校,ホテル
↑こんな学校があったら良いね,といいたくなるような,曲線を特徴とするデザインの学校。
↑構成はシンプル。でも気持ちの良さそうな中庭や,屋上庭園をうまく取り入いれたデザインの学校。
↑高千穂峡のような崖にあるホテル。とのこと,発想や表現が秀逸です。
模型の魅力で,けんちくクラスコーナーは大人気になっていました。(ランド長 木村明彦)