中学生アートクラスは,特定のアート分野に特化しない課題に取り組むことを特徴としています。今回取り組んだ「写生」はどのアート分野においても基本となる課題です。二子玉川校,目黒本校での様子を紹介します。今回は生物(なまもの)を描いてもらうことにしました。まずは講師が基本的な描き方のポイントを教えて・・(上の写真は二子玉川校ですが,いつもの鈴木講師がコロナでお休みしたので,学部・大学院で日本画を専攻した古木講師が担当しました)
みんな真剣に鉛筆で形をとって,水彩による着彩にはいります。例えば柿のオレンジ色ですが,様々なレベルの色の幅があることを観察して,絵の具でその色を出す,ということをしてもらいます。鉛筆の線を隠さない水の量も調整します。影の表現も大事です。
時間いっぱいつかって,最後は講評。
目黒本校
写生は絵やデザインの構想を練るときのアイデアスケッチの基礎となります。みんなそれぞれ力作ができました。これで気をよくして,好きになってもらいたいと思いました(ランド長 木村明彦)