この課題は建物単体から視点を拡げて、何か「テーマ」のある「まち(村)」をデザインする課題です。どんな地域でも、時代でも、ゲーム上でも・・よい、設定は自由です。それぞれ、思い思いに構想をめぐらし、まちづくりをしました。
↓ヨーロッパの中世の城郭都市のような構成です。コンパクトに町の機能が詰まっていて、ほどよいスケール感が心地よいですね。
↓地上だけではなく地下へも拡がりのあるまち。アバンギャルドな近未来を予感させるデザインです。
↓盆地状の高速道路の出入り口—という「ややこしい」ロケーションにある村です。この人は建物の造形にこだわる人なので、あえて高低差と高速道路の曲線によっていびつな形の敷地を生み出し、その空間に合った建物群をデザインをしました。
↓水中の都市です。SFの世界を味のあるスケッチと模型で表現しました。
↓テーマパークのように草、砂、海、レンガと4つの素材や環境でできている村です。中央にはオブジェのある広場があり、それぞれの空間をつなげています。
↓草原のなかに忽然と高層ビルが建ち並んでいるまち。現代都市の廃墟のようにもみえます。そばにある釣り堀(釣り好きな生徒さんが釣りをしている)がシュールな雰囲気を醸し出しています。
↓集会所などがある公共施設からV字型に道が伸び、建物が並んでいる。周りは田園。小学生が初めて街を考えたらこうなるかな。
以上、短い時間のなかで、はじめてのまちづくりに挑戦してくれました。(ランド長 木村明彦)