中学生アートクラス—頭像

頭像

立体造形の課題です。

はにわ粘土を使い、基本的には実際にいる人、もしくはいた人をモデルに作ってもらいました。

用意してきてもらった資料やこちらで用意した資料は紙で平面ですが、頭像は立体ですので360度しっかり形を作る必要があります。

エスキースを描いてもらい、いくつかの方向からみた顔を描き、モデルの顔のパーツの比率やバランスを理解してもらってから粘土で造形してもらいました。

[みんなの様子]

平面から立体に起こすのに顔の凹凸などに少し苦戦することもありましたが、みんな違いに気づくとすぐ手を動かし修正したり形にしていったりと立体にする力と観察力が素晴らしかったです。

手で作るだけでなく粘土べらなどの道具を上手く使い、髪の毛の質感なども上手く表現していました。粘土など実際に手で直接的に形にできるものは、手だけで作ると自分の手で作った形になりますが、上手く道具も活用することで表現の幅が広がり、細部も作りやすいです。道具も上手く使い分けて制作できていました。

(目黒本校、流山おおたかの森校 こくぼゆい)

 

[ランド長から一言]

この課題は小学生を対象とした本科クラスでも実施しました。小学生のクラスでは粘土だけではすぐ終わってしまったり、飽きてしまうことを懸念して、毛糸や紙なども用意しましたが、中学生のクラスでは粘土だけにしました。そのかわり、彫刻刀も用意して、より深く表現できるようにしました。ストイックな課題ですが、みんな真剣に取り組んでくれました。(ランド長 木村明彦)

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