いきなりですが,
図工ランドの大目標は
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「創造力育成。生み出すちからをそだてる」
です,
ホームページのトップにも掲げています。
さらっと,難しいことを言ってしまっていることは重々承知しています。
それでも,図工ランドメソッドの中心には
「創造力育成。生み出すちからをそだてる」
を置きたいと考えます。
これは灯台のようなもので,決して到達しないかもしれませんが,進むべき方向を示すものです。
例えば,半面教師としているある教室があります。そこは画家が主宰している教室ですが,そこでは先生が子どもの絵に丁寧に手を入れて,とても上手い絵に仕上げてくれます。保護者も上手にかけたわね,と喜ぶかもしれません。しかし,「創造力育成。つくるちからをそだてる」の観点から,図工ランド的にはNGと考えます。
また,工作においても,プラモデル的な誰がつくっても同じ完成品になるものもNGです。図工ランドで実施している工作の課題は,多くの種類やバリエーションがありますが,共通している点は一定の制約や条件の中でそれぞれの生徒が創意工夫できるように考えられています。
●課題だけでなく,図工ランドでの様々な方針を決めるとき,この大目標に立ち返って,考えることとしています。