B-04 ポリシー2—やり抜く力(グリット)を育てる

ポリシーの三番目は,

やり抜く力(グリット)を育てる=様々な課題に取り組み,1回の授業で結論を出す。

図工ランド本科クラスは課題が命だと考えています。

幅広いジャンルのカリキュラムを組んで,毎回楽しく取り組めて,ためになる課題づくりを心がけています。その内容は図工ランドメソッドの根幹ですので,後のエントリーで詳しく開示する予定です。

毎回の授業は

気持ちを切り替える「あいさつ」のあと,
「課題説明の時間」→「創作活動の時間」→「発表の時間」
という流れで進行します。
1時間半の授業時間で完結するとなると,作品の深度は浅くなりがちです,

2回,3回の授業時間をかけてじっくり取り組むことの良い点もあることは承知していますが,時間があれば,遊んでしまったり,間延びしてしまうこともあります。

 

図工ランドでは作品づくりをアサインメント「割り当てられた練習問題や仕事」としてとらえています。

1回の授業で課題に対して,発想して,形にして,発表する。※1

という一連のプロセスが創造力を育成する「デザイン力」を養う目的に合致していると考えます。
1回の授業で答えを出す※1のプロセスを毎週シャワーのように浴びることにより,創意工夫やプレゼンテーションの訓練ができると考えます。

生徒の中には,自分が思い描いた作品ができずに,悔しくて泣いてしまう子がいたりします。真剣に取り組んでくれている証拠だと思います。ふわふわしていた生徒が1年2年と経つうちに,見違えるように面白い作品をつくれるようになる,という姿も多々見受けることができます。

●知らず知らずのうちに,グリット(やり抜く力)が育てられて行きます。

参照:

「グリット(やりぬく力)」というもう一つの能力の開発

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