「イメージデザイン」は、イメージを形にする発想に焦点をあてたカテゴリーです。今回は「窓」という装置を通して絵を描いてみました。昨年のキース・ヘリング美術館の国際児童画コンクールのテーマをお借りしました。窓にはいろいろな物語ができそうです。どんな建物か。窓から外を見ても、外から窓の中を見てもいいと思います。それぞれに窓の向こうの世界を絵にしていきました。
イメージを描くことはなかなかハードルが高いことですが、「窓」という媒介物をつかうことでスムーズにできたと思います。まず窓の形を考え、その向こうの景色を想像して描きました。窓のこちら側を描いたり、窓から見る人を描いたり、それぞれに膨らませることもできました。(ランド長 木村明彦)