2024年一発目の絵画クラスの課題は「書き初めクロッキー」と題して半紙に墨汁でクロッキーをしました。
年に1回やっている恒例のクロッキー課題ですが、画材を「墨」と縛ったのは初めてかもしれません。
数分で1ポーズが終わってしまうクロッキーは墨との相性が良く、一発書きのような緊張感の中で大きな体の動きを捉えることに集中できていた子が多かったです。
数年通ってクロッキー課題にマンネリを感じていた生徒も、新しいクロッキーの形を楽しんでくれていました。
大きな動きを捉えるというのは思っているよりも難しく、ひたすら練習あるのみなんですよね。
何度も人物クロッキーをすると、「こうやって足を組むと上半身はこう傾くんだな」などのパターンが掴めてきます。
その情報を頭の引き出しに貯めておくと、いざ何も見ずに人物を描く時に役に立ちます。
これからも新しい引き出しを増やしていって、いろんな絵を描けるように頑張りましょう。
岩河