けんちくクラス—2024図工ランド展 後編

後編は「私の秘密基地」。

誰にも知られる事のない場所、大人からはなれて子供だけが好きなことをする場所、自分の家 の中でお気に入りの場所・・などイロイロだと思います。今回はそれぞれの人がイメージする、 こんな場所があったら楽しそうと思える「わたしの秘密基地」をデザインしてもらいました。(ランド長 木村明彦)

「山にある秘密基地」

木の支柱の上にあるとんがり帽子の小さな小屋。家族も利用することができる別荘のような建物だそうです。そこでの使い方をイメージして、建物から外にあるブランコやはしご、インテリアの小物まで細かくデザインされています。

「木の上の動く部屋」

水色の部分はテントのような仮設的な構造とのことです。利用するときだけ木の上に張って使うとのことで、移動して神出鬼没に使えるところがユニーク。ワイルドな木の演出も面白い作品です。

「自然あふれる緑のかくれ家」

土の洞窟と、木の上のデッキ、2種類の場所が楽しめる秘密基地です。地中の部屋とアスレチックのような遊び場、面白いところを合体した作品になっています。

「山奥のひみつきち」

自然の木を切ってきてつくったようなツリーハウス。屋根に石を置いて風で飛ばないようにしたり、池を引き込んだり、長期間隠遁生活しているような秘密基地になっています。

無題–好きな生活ができるひみつきち

朝釣りに出て釣った魚を食べ、昼DIYかゴロゴロ、夜はみんなでBBQ、好きに暮らせる高床の小屋です。スクリーンのようなネットで外部とつながっているデザインが特徴。

「森のなかの秘密基地」

木の枝の屋根が特徴。友達や兄弟と遊びでつかったり、自分がのんびりすごす、こじんまりした小屋になってる。モザイクタイルの壁や小物など、きめ細かくデザインされています。

「天才の居所」

家族が利用する別荘。彫刻など、芸術的な作業をする場所とのこと。自由につかえる屋根裏部屋が特徴。

「ゆっっくりとしたひみつきち」

切妻(きりづま)やねのシンプルな形の小屋に天井の高い居間と、屋根裏部屋の寝室があり、空間としてよく考えられています。

「ツリーパーク」

公園の中にあるツリーハウス。公園の中で子ども達がよじ登ったり、こもって遊べる場所をイメージしているようです。リンゴハウスという小屋も特徴があって面白いです。

「子供だけの屋根裏部屋」

他の生徒さんたちが独立した小屋をつくっているのに対して、お爺さんの家にあった屋根裏部屋に魅力を感じて、そこを自分の秘密基地にするという発想が良い。そこにかまどや照明など、こっそり暮らせる道具を持ち込むという秘密感も面白い。

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