チョーク画2024—本科クラス

鉛筆やペンのように細い線の画材は理知的な側面が、絵の具や木炭などの画材は情緒的な側面が表現しやすいと言われています。チョークやパステルは、情緒系の画材の代表です。チョークで遊ぶ感覚でイメージを絵にしてもらいました。

チョークは消したり描いたりが容易で、色を混ぜるのも簡単、ごりごり発色よく描いても、ふわりとぼかすのも自由な画材です。色をのせてはこすって消し、またのせて、を楽しんでくれた子がいるかと思うと、手を大きく動かして力強く着彩した子もありました。手で描くのがとても楽しい!と気に入った子もあれば、中には粉の感触がきらい、という子もありました。人それぞれ、子ども時代の良い創作経験の一つになったのではないかと思います。チョークはこすれて消えてしまうので、最後はフィキサチーフでイメージを定着して完成です。(ランド長 木村明彦)

 

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