かかし—本科クラス

実った作物を鳥などから守る「かかし」。洋の東西を問わず、昔から親しまれてきた存在です。今の子ども達は知らないかと心配していましたが、ちゃんと知っていて、どんな存在か説明できる子も多くいました。物語にも出てきたりしますね。かかしですので、骨組みは素朴に木の枝から作りました。どんなキャラクターでどんな衣装かを考えるところがポイントです。楽しくつくってもらいました。

もともと構造は単純ですし、定型がないので、みんな取り組みやすかったようです。顔は粘土をベースに、不織布や毛糸、わた、色紙、マジックを組み合わせて表情がいろいろ作れました。かかしは元々不気味な存在なので、怪しい傾向になりがちでしたが、子どもたちの作品なので、好きな動物やかわいらしく素敵なかかしも多く、バラエティに富んだ作品ができました。(ランド長 木村明彦)

 

 

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