絵画クラス8月後半の授業は塑造です。1つのモチーフと瓜二つになるよう目指して粘土をこねていきます。
私は毎年この課題の講評に「この立体を作る時、本物とそっくりになるように色んな角度からよく観察してつくったよね。絵の時も本当はやることは一緒なんだよ」と伝えています。
静物画の課題のときは自分の席を決めて、そこから見えるモチーフの形を描きます。しかし、「自分の席からは見えない部分」、「回り込んだ先の形」を理解しないと描けない部分というのがよくあります。
自分の席から見えるものがすべてではありません。席から立って別の角度から観察する、近くに寄って観察する。その観察方法を学べる課題だと思っています。
みんなじっくり観察して作った甲斐あり、本物そっくりな立体作品がたくさん出来上がりました!たまには立体も面白いよね!
岩河