絵画クラス 静物油彩

2019年12月2日 専科、絵画クラス、静物油彩

今回は卓上静物を油彩で描きました。
いつもの油彩に比べて小さめのキャンバスに5日間という長めの時間での課題でしたが、みなさん集中して描けたと思います。

時間が長かったこともあり、絵の具を二層、三層と重ねることができ、油絵特有の深みのある色合いが出てきた作品も多かったです。

色も質感もバラバラのモチーフですが、特徴を理解することでよく描き分けられていると思います。

複雑な形のモチーフも一つ一つ丁寧に観察して描くことで質感や立体感が生まれています。

背景の色もモチーフに合った色の選びが出来ていて作品としての完成度が上がっています。

絵の具の使い方も自分に合った使い方で一味違う作品に仕上がっています。

丁寧に描き込む部分と単純化した部分との描き分けで絵としての面白味が出ています。

筆あとを生かした表現を上手に使いこなせています。

構図の選びも絵を面白くする要素の一つです。時には思い切って大胆な構図にすることで目を引くこともあります。

みなさん油絵の具の使い方がどんどん上手になっているように感じました。絵の具を使いこなすことで自分なりの表現で描くことができ、作品に個性が生まれてくると思います。
これからもいろんな絵の具の使い方を試して、自分の絵を見つけていってほしいです。

石毛

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