ザハ・ハディド氏が設計した未完の新国立競技場のように,最近は実際の建物でも曲がった(有機的な)形のものが注目を集めています。曲がった形で構成された空間は,直線の空間と異なる雰囲気や,つながりができます。
今回は曲がったり,曲面になじむ材料を主につかって,ザハ先生ばりに曲線と曲面による建物づくりに挑戦してもらいました。手順はまさに図工ランドの「手で考える」のとおり。直感的に材料を曲げたり,つなげたりしているうちに何か見えてきたら,そこから空間を作り込みます。たくさんの曲がった建物の模型が並んだ教室は,さながら未来都市の設計事務所・・なんちゃって。(ランド長 木村明彦)