絵を描く基礎力となる写生の課題です。今回のモチーフは道具です。それぞれの形の特徴をうまく写すことだけでなく,質感をうまく表現することが大事です。バイキング料理のようにモチーフを選んで描くので,何を選ぶのか,どのように組み合わせるのか決めることも絵の違いが出る要素です。
年齢があがると,観察の精度は上がってきます。それぞれの段階に応じて描いてもらえばOKです。大づかみにとらえて沢山の道具を描く人,1つをじっくり描く人,いろんな絵ができあがりました。この課題も3〜4年に1回登場する定番課題です。子どもたちの自分の限界まで描きこもうとうする姿に,エールを送りたくなる気持ちにさせる課題です(ランド長 木村明彦)